- ジェムソン
ペルノ・リカール/アイリッシュ・ディスティラーズがミドルトン蒸留所で製造、販売するアイリッシュウイスキーブランド。スコットランドのアロア出身である弁護士であり実業家のジョン・ジェムソンが、1786年にボウ・ストリート蒸留所の経営権を取得したことに始まります。この蒸留所はジェムソンの妻であるマーガレット・ヘイグの遠縁にあたるスタイン家が1780年に設立した蒸留所ですが、ジェムソンがオーナーとなって急成長し、1805年には世界でも売上世界一のウイスキーメーカーにまで成長しました。1810年にJohn Jameson & Son’s Bow Street Distilleryと正式に改名。1966年アイリッシュ・ディスティラーズ社に統合されます。IDL社が新ミドルトン蒸留所を建設するに伴い、1971年に操業停止。現在は博物館となっています。ピートを使わず密閉炉で時間をかけて乾燥させた大麦・モルト・グレーンを原料に、アイリッシュウイスキー特有の3回蒸留された後、4年以上熟成されています。ボトルに記載されている「Sine Metu(シネ・メトゥ)」とは「恐れ知らず」という意味で、ジェムソンの家訓だそうです。 - ジェムソン
- ジェムソン ブラックバレル
- ジェムソン スタウトエディション
- タラモアデュー
1829年にマイケル・モロイによってアイルランドのオファリー州タラモアで操業された旧タラモア蒸留所で生産されていたウイスキーに始まります。
タラモアデューブランドとしては1897年に販売を開始しています。旧タラモア蒸留所創業者の後任として蒸留所を発展させたダニエル・エドモンド・ウィリアムスのイニシャルから命名されたと言われています。
旧タラモア蒸留所は1954年に操業停止後、ブランド権はジョン・パワー&サンズに売却されたのち、IDLブランドとしてミドルトン蒸留所で生産されていましたが、2010年にウイリアム・グラント&サンズ所有のブランドとなり、2014年からは新設されたタラモア郊外の新タラモア蒸留所で生産されています。
旧タラモア蒸留所の保税倉庫は、2012年にビジターセンターとして改装され現存しています。 - タラモアデュー
- タラモアデュー 12年
- その他
- ブッシュミルズ
- カネマラ
- キルベガン
- グリーノア
- グリーンスポット
- ミドルトン・ベリーレア
- パディ
- パワーズ
- レッドブレスト
- スレイン
- ターコネル
- 2 Gingers
- バスカー
主な蒸留所
- ブッシュミルズ
- クーリー
- キルベガン
- ミドルトン