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5月, 2017の投稿を表示しています

ホワイトホース ファインオールド

銘柄名:ホワイトホース ファインオールド(WHITE HORSE Fine Old) 製造・販売:ディアジオ 国・地域:スコッチ 原材料:モルト・グレーン(ブレンデッドウイスキー) アルコール度数:40度 購入時期:2017年5月、2020年7月、2021年3月 価格帯(700ml換算):超エントリー(~1,000円) 主な受賞歴 水割りやハイボールにすることでドライな味わいを楽しむことができるリーズナブルな1本とのことです。 微かに海や磯のような塩味と変な表現ですが乾いた甘みが感じられます。この海っぽい味わいは ラガヴーリンの原酒からきているのでしょうか。 ストレートではホロ辛さが全面に出てきてしまいますが、ハイボールでは乾いた甘みにスモーキーさが感じられてきます。 総評:★★★★☆ 寸評:お手頃な価格帯でハイボールを楽しめるオススメの1本です。 おススメ飲み方:ハイボール

シーバスリーガル 12年

銘柄名:シーバスリーガル 12年(CHIVAS REGAL 12 years old ) 製造・販売:ペルノ・リカール/シーバス・ブラザーズ 国・地域:スコッチ 原材料:モルト・グレーン(ブレンデッドウイスキー) アルコール度数:40度 購入時期:2017年5月、2022年8月 価格帯(700ml換算):ミドルレンジ(2,500~5,000円) 主な受賞歴 シーバルリーガルシリーズのエントリーボトルですが、”Scotland’s Prince of Whiskies”という呼ばれるだけあって箱も豪華です。 バナナのようないい香りがして、ストレートで口に含むと微かなアルコールの辛味と相まって気に入りました。 ロックでは甘みと辛味が薄まりますが、カカオのような苦味も感じれれ、これはこれでいいです。 総評:★★★★☆ 寸評:飲み方を選ばず愉しめる。 おススメ飲み方:トゥワイスアップ

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット

銘柄名:ブラックニッカ ブレンダーズスピリット(BLACK NIKKA BLENDER’S SPIRIT) 製造・販売:ニッカウヰスキー 国・地域:ジャパニーズ 原材料:モルト・グレーン(ブレンデッドウイスキー) アルコール度数:43度 購入時期:2017年5月 価格帯(700ml換算):エントリー(1,000~2,500円) 主な受賞歴 ブラックニッカ誕生から60年を記念された数量限定のブレンデッドウイスキーです。 2016年11月に数量限定で発売されたのですが、あまりの売れ行きに2017年3月に追加再販されました。ボトル正面の”60th”の部分に「Bottled in 2016」とあるのが初版版になり、私が飲んだのは再販版となります。 「60年の誇りを、ブレンドにこめて。」ニッカブランドの自信と風格溢れる素敵なキャッチコピーで、高級感漂うロイヤルブルーのフロスティボトルです。 余市ヘビーピーテッドモルトをキーモルトとし、新樽熟成の余市モルト、シェリー樽熟成の宮城峡モルトがブレンドされています。また、1956年に余市で蒸留されたモルト原酒を香り付けとして使用し、さらには1999年以前に西宮工場のカフェ式蒸留器で蒸留されたカフェグレーンもブレンドされているそうです。 軽いピート臭とともに洋ナシのような甘い香りが感じられ、ストレートではビターチョコのような甘さやピートが感じられました。 ロックではピートの香りが強く立ち、その後酸味が混ざった甘さが入ってきます。 ストレートに比べ、甘さ・マイルドさがグンと出てきて美味しく感じます。 少し濃いめのハイボールにするとマイルドで美味しいハイボールになりました。 総評:★★★★★ 寸評:限定ボトルながら価格帯としては秀逸 おススメ飲み方:濃いめハイボール

ジョニーウォーカー レッドラベル

銘柄名:ジョニーウォーカー レッドラベル(JOHNNIE WALKER Red Label) 製造・販売:ディアジオ/ジョン・ウォーカー&サンズ 国・地域:スコッチ 原材料:モルト・グレーン(ブレンデッドウイスキー) アルコール度数:40度 購入時期:2017年5月、2020年7月 価格帯(700ml換算):超エントリー(~1,000円) 主な受賞歴 「ジョニ赤」の愛称で親しまれているエントリーボトルで、シリーズの唯一ほかの物と混ぜて飲むことを念頭においている製品ということです。 スコットランド東岸の軽快なウイスキーと西岸のピーティなウイスキーがブレンドされていて、力強いスパイシーさ・爽快さ・スモーキーな香りが感じられるウイスキーの魅力全てが詰まった1本という謳い文句です。 ストレートでは、刺々しい辛さはないものの若い原酒由来?の飲み辛さが感じられます。 ロックでは華やかな甘みとスモーキーな味わいが控えめに出てきます。 少し濃いめのハイボールにしてみると、仄かな甘みと乾いたスモーキーさが長く味わえます。 2020年11月、ジョニーウォーカー200年を記念した限定ボトルを購入。 総評:★★★★☆ 寸評:お手頃価格ながらドライなスコッチの味わいが感じられる。 おススメ飲み方:ハイボール

[蒸留所]ザ・グレンリベット

基本情報 蒸留所名:ザ・グレンリベット蒸留所(The Glenlivet) 国・地域:スコッチ/スペイサイド/リベット オーナー:ペルノ・リカール/シーバス・ブラザーズ 蒸留開始年:1824年 創業者:ジョージ・スミス 名前の由来:ゲール語で「静かな谷」 仕込み水:ジョージーの湧水 地下200mの水脈で、水温は年間5~8℃と一定、ミネラル分に富む硬水で特有の香気成分が含まれており、糖化工程において大麦から多くの糖分を引き出し、発酵段階で独特で芳醇なフレーバを生み出していると言われる。 シングルモルトとして世界で2番目に売れていながらも、シーバスリーガルやロイヤル・サルートといったペルノ・リカールが販売しているブレンデッドウイスキーの原酒としても多く使用されている。 歴史 創業者のジョージ・スミスは、1792年に生まれ、青年時代から建具屋として働きながらウイスキーの密造を行なっていました。当時のスペイサイド地方は密造酒業者が多くジョージもその中の1人だったのですが、当時から熟成年数が異なる原酒をマリッジした彼のウイスキーは密造酒ながら英国中で評判だったといわれています。 1823年に酒税法が改正され、政府が許可証を発行する公認の蒸留所が制定されることとなると、その翌年にはジョージがアッパー・ドラマンに創業させた蒸留所が第1号の公認ウイスキー蒸留所となります。 当然ながらこの酒税法の改正は密造業者にとって評判が悪く、政府公認蒸留所に指定された業者は裏切り者として他業者からの攻撃の的となりました。ジョージ自身も身の危険を守るため、彼の借地人であり酒税法改正に寄与したと言われる第4代ゴードン公爵アレクサンダーから2丁の拳銃を貸与されたそうです。 1849年、ジョージは新たにケアンゴーム=デルナボ蒸留所を創業させますが、1858年に既存の蒸留所が火事で消失してしたため、翌年には2つの蒸留所を纏める形で現在の場所にグレンリベット蒸留所を建設・稼動させています。 この頃からグレンリベット蒸留所の名声にあやかろうと多くの蒸留所が「グレンリベット」を名乗るようになりました。自らのグレンリベットの名誉を守るため、ジョージは「グレンリベット」という名前の所有権は自社にあると主張するために提訴をおこないます。長い裁判の末、1884年にスミス家のグレンリベットと、当時のブレンダーのアンドリュ...

[蒸留所]キャメロンブリッジ

基本情報 蒸留所名:キャメロンブリッジ蒸留所(Cameronbridge) 国・地域:スコッチ/ローランド/ファイフ オーナー:ディアジオ 蒸留開始年:1824年 創業者:ジョン・ヘイグ 名前の由来:- 仕込み水:- グレーンウイスキーを製造した最初の蒸留所と言われています。 ヨーロッパ最大級のグレーンウイスキー蒸留能力を誇り、ジョニーウォーカーなど数々の有名なブレンデッドウイスキーを支えています。 グレンフィディックでも年間1,000万L程度の生産量ですが、キャメロンブリッジでは年間1億500万Lもの生産量を誇ります。 原料となる穀物は毎週4,000tほど使用されており、これはスコットランド全体の小麦の15%に相当しています。 ホワイトスピリッツの蒸留も年間で4,000万~4,500万L生産されており、グレーンウイスキーと併せると年間約4億本分のアルコールを生産しています。 歴史 創業者のジョン・ヘイグは、DCL創立メンバーのひとりです。 ヘイグ家はファイフで代々有名なウイスキー一族で、ジョンの父親のウイリアム・へイグは1810年にセギー蒸留所を建設しています。また、1826年に連続式蒸留器を発明したロバート・スタインは彼の従兄弟にあたります。 1827年、前年に発明された連続式蒸留器を早速導入しグレーンウイスキー蒸留所になります。1832年はより効率的なカフェ式蒸留器を設置しています。